2014年3月23日日曜日

作品015. 共産国の入国審査官体験ゲーム「Papers, Please(Windows, Mac)」(前編)

価格:980円
公式サイト: Papers, Please
製作者サイト:Games by Lucas Pope
ブース出展(ローカライズ):Playism
配信サイト:Playism(コピー制限なしのゲームデータの他、Steamダウンロードキーも付いてくる)
       Steam

※動画は英語だが、ゲームは日本語に対応


閉塞感あふれる共産主義国家アルストツカ。君は入国審査官として、入国者を選別することになる。家族を養うのも、国に革命を起こすのも、全て君のスタンプにかかっている。

異彩を放つ「Papers, Please」を展示したPlayismブース(写真提供:Koma Hata氏)

入国審査官になって、書類に不審な点が無いか検査するゲーム

おめでとう。
10月度勤労抽選により貴方を入国審査官に命ずる。
即座配属のため、至急グレスティン国境検問所の入国管理省に赴くように。
貴方とその家族には、東グレスティンの8等級の住居が割り当てられる。
アルストツカに栄光あれ。
(ゲームより)

実は筆者はBitSummitの会場でこのゲームをプレイしていない。既に購入していたので必要が無かったのだ。
なんというか、このゲームは完成している。書類の矛盾点を突くという単純なゲーム内容にも関わらず、まるで自分が4人の家族を持つ入国審査官になったかのように、のめり込んでしまう。

国境を訪れるヤバいやつら

正しく審査した人数分の給料がもらえるが、家族を養おうと思ったらこれがカツカツ。筆者の場合、家族が病死・餓死する寸前まで食糧や暖房を与えられない、ダメなお父さんになってしまった。

今日はお金が入ったから、贅沢してもいいぞ!
閉塞感あふれる共産主義国家、日常的に起きるテロ、厳しい家計のやりくり、そして革命。とにかくこのゲームの雰囲気は秀逸であり、多くの人がのめり込んだ結果、数多くの賞を受賞したのも理解できる。 とにかくプレイしてほしい。
余談だが筆者はこのゲームをプレイして、ブラックチーズDDというやはり独特な雰囲気のフリーゲームを思い出した。
襲撃者には麻酔銃で応戦

いつもと同様、本記事は前編とし、全クリはきついので筆者がやり尽くしたと思ったら後編を投稿する。

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