2014年5月2日金曜日

[M3 2014春] 聞くRPGから東方・艦これまで「趣味工房にんじんわいん (2展う26a)」

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趣味工房にんじんわいん (2展う26a)
趣味工房にんじんわいんのARAさんは、15年以上音楽を作り続けている方で、M3やコミケの常連だ。オリジナル作品の他、東方や艦これのリミックス、ボカロ曲もこなしている。商業作品にも提供しているようだ。
今回購入したのはオリジナルを中心とした9作品である(下記参照)。
  • Fairy PROPHETESS 
  • Time Truth
  • Angel Knight Sworld ZERO Vol.2 ~古代帝国編~ 
  • YGGDRASILL SEED OPENING EPISODE 
  • Moonlight Blue ORIGINAL SOUND TRACK
  • ねこねこ オリジナルサウンドトラック
  • クゥるぼ~る Original Sound Track
  • MIST WORLD -2
  • 淫魔の絆 Original Sound Track
このうち筆者が特に気に入った5作品を紹介する。

YGGDRASILL SEED OPENING EPISODE

YGGDRASILL SEED OPENING EPISODE

概要:
聞く人それぞれが脳内RPGを楽しむ「聞くRPG」シリーズの最新作。
解説によるとこの物語は3部作で、このOPENING EPISODEは「0.5」に当たり、プレイヤーがユグドラに会うまでの音楽を収録している。全6曲。

感想:
今回買ったCDの中で一番のお気に入り。
「終末の世界樹」で突如Fairy PROPHETESSのテーマが流れてビビった。そしてこのタイトルはどういうこと…。Fairy PROPHETESSの世界樹滅んじゃったの?
「枯葉の渓谷」が流れた瞬間、もうこのCDは私の中で殿堂入りしてしまった。こんな軽快なフィールド曲聞いたことない。
「これでも都会な方なんだ」「森に沈んだ王国」「少女の名はユグドラ」とケルティックな音楽が流れるたびに脳内RPGが展開していく。早く本編が聞きたい!





Fairy PROPHETESS

Fairy PROPHETESS 

概要:
「聞くRPG」シリーズ。解説によるとこの物語は、故郷を奪われた子供たちが失った幸せを取り戻す物語である。オープニングテーマを歌うのは霜月はるかさん。1999年の作品。全16曲。

感想:
筆者は2000年頃にこのCDを購入したが無くしてしまったため、今回のM3で再購入した。およそ10年ぶりの再会だ。
小冊子には曲毎のストーリーが書かれており、それを読みながら音楽を聞き、脳内でRPGの場面を妄想するのが筆者お勧めの楽しみ方だ。
「君は生き残れるか」「戦慄のトランペット」のバトル曲を久しぶりに聞いたら興奮した。
「雄き大地(メインテーマ)」が流れた瞬間、脳内RPGが広大なフィールド画面に移る。
「血と砂の墓標~いけにえの踊り~」で無音の後にメインテーマのボンゴが流れるのは最高だ。
「世界樹」では泣きたくなってしまった。





Time Truth

Time Truth

概要:
半年に渡り行われたTRPGキャンペーン「Time Truth」を、音楽で後世に伝える事を目的とした「聞くRPG」シリーズである。解説によるとこの物語は、「滅びかけている今」から過去に飛び、歴史を変える物語である。2000年の作品。2枚組全38曲。

感想:
筆者が高校生の時にバイトの初任給で購入し、ドハマりした作品。小冊子には曲毎のストーリーが書かれており、それを読みながら音楽を聞くと、まるでTRPGリプレイを読んでいるかのように、脳内でストーリーが展開する。筆者は自転車で高校に通学する最中、脳内でこれのRPGとかオープニング構成を妄想していた。
これも無くしてしまったので再購入し、10年ぶりの再会となった。
「真実」はアニメのオープニングを意識した曲であり、当時の私もよく妄想したものだ。
「時を越える舟」のエンジン音を10年ぶりに聞いた時は震えた。これと「49%の勝率」はこの作品の中で1・2を競うバトル曲である。
「侵行」の軽快なピッコロとピアノメロディーは、今でも仕事中に脳内で勝手に流れて来て困る。
「賢王の名の下に」 と「少女の涙は偽りか」はTime Truthのメインテーマであり、高校生の時に何十回も聞いた名曲。後の作品のAngel Knight Swordでこのテーマが流れた時は嬉しかった。
「少女趣味?」についてはネタバレになるのでノーコメント。
「少年は何を見たのか」は、解説を読みながら聞いたらぐっときた。
「滅亡という名のメシア」ではギターとオーボエが入ってきたところからヤバくて、ドラムが入ってバトル曲調になったら震えてしまった。
「あふれる存在?」のみてくれ~で笑わせた後、「いつか見た草原」でしんみりさせるのも卑怯だ。
「天駆けよ」と「天使の切り札」は時駆ける舟に乗って守護龍と戦うシーンである。こんなの熱くなるしか無いやろ!そしてノリノリでヘッドバンギングしてたら、飼い猫からガン見されたでござる。

筆者の思い出補正が強いのは認めるが、それを抜きにしても素晴らしい作品だとお勧めできる。



Moonlight Blue ORIGINAL SOUND TRACK

概要:
Studio Tilが2000年に発売したアドベンチャーゲーム「Moonlight Blue Vol.2」のサウンドトラック。この物語は、しがない浪人生と幽霊の女の子の同居生活を描いた「どたばたはあとふるなラブコメディ」だ。ゲームでは1ループだった曲が2ループになっているほか、追加曲が収録されている。全29曲。

なお現在「Moonlight Blue Vol.2」の販売は終了しているが、全二部構成のうち第一部をプレイできる「Moonlight Blue Vol.1.5」をTil公式サイトで無料で配信している


感想:
筆者がこのゲームを知ったのは、2000年頃のTechWinに収録されたVol.1.0である。それが面白かったので、初めてコミケに行きVol.2.0を購入したのだ。このゲームは何周もプレイしたなぁ。
「寂しがり屋の理由」を聞いてるとよく口笛を吹いてしまう。
「目覚まし時計の夢」と「前向き志向」は聞くと元気になる曲である。
「軍艦まあぢ」 は、えいっ、えいっ、お~~っ!!
「翠色の風」は筆者が一番好きな曲である。なんというか旅している感じ。
「願い」は何回も聞きました。いいシーンで流れるんですよこれ。
「眼鏡も恋のうちにして」は一番好きなキャラ、ゆかりんの曲。あのイベントは他人事とは思えない・・・。「月の贈り物」が流れるのは幻想的な月のタイトル画面。もう最高です。
「もう独りじゃないから」は追加曲で、「寂しがり屋の理由」のリミックス。曲も最高なんですが、タイトルからして卑怯である。




ねこねこ オリジナルサウンドトラック

概要:
Studio Tilが2001年に発売したアドベンチャーゲーム「ねこねこ」のサウンドトラック。この物語は、猫のような生き物「ねこねこ」が居眠りをしたり、喧嘩をしたり、冷蔵庫を引っかいたり、お家に帰ったりする物語だ。ゲームでは使用されなかった曲の他、ボーカル曲のカラオケバージョンが収録されている。全34曲。
なお現在「ねこねこ」 のゲームの販売は終了しているが、全四部構成のうち第一部をプレイできる体験版をVectorで無料で配信している

感想:
筆者は確か2001年のコミケに行って、このゲームを購入した。なんて音楽が豪華なゲームだと、当時は思ったものだ。

「ねこねこは伸びる」は恒例の脱力曲。主人公ミアの性格をよく表してる。
「雲とお散歩」は気持ちのいい音楽。
「ハハノオシエ」は聞くだけで泣けてくる曲。
「エビフライの虜」は聞いてると元気になる、本当にいい曲。思わず手拍子したらまた飼い猫からガン見されたでござる。
「霧影の里にて」は思えば遠くに来たもんだと感じる
「月とお散歩」は落ち着く音楽。
「時の廻る場所で」はThe Bad End. Moonlight Blueの時もそうなんですが、バッドエンドの音楽が凄く印象に残っている。
「幾千の命」はオープニングの曲。一番最初のデモ動画だと笛の音が1オクターブ低かったんですよ。
「君がくれた勇気」はタイトル画面の音楽。本当にいい音楽なんですよ。是非体験版をプレイして聞いてくれ。

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