2014年3月24日月曜日

作品016. 幻想的な飛び出す絵本風アドベンチャー「Tengami(テンガミ) (iOS版配信中。Wii-U, Win, Mac版は開発中)」


価格:500円
公式サイト:Tengami (テンガミ)
製作者:Nyamyam
配信サイト:App Store(iOS)
ブース出展:マッチロック株式会社 ※エフェクトツール「BISHAMON」の会社
        Playism ※ローカライズやパブリッシングの会社

※この動画は英語だが、ゲームは日本語にも対応


幻想的な飛び出す絵本の世界、長時間聞くと泣きたくなる日本風BGM、歯ごたえのある謎解き。なんというか、このゲームに筆者は圧倒されてしまった。
記事を見て気に入った方は是非プレイしてほしい。その際にはヘッドフォンの使用を強く推奨する。

個人的に気に入っている、狼がよっこらしょっと段差を登る場面

TENGAMIは日本の伝統美である和紙を使用して制作された飛び出す
絵本風アドベンチャーゲームです。
ページをめくると繊細で美しい古代日本神話の世界が広がります。
プレイヤーの皆さんは絵本の仕掛けを、めくったり、たたんだり、スライドさせたり、押し込んだりすることで、この世界に隠された秘密と謎を解き明かしてください。
(公式サイトより)
上記にあるとおり、プレイヤーは仕掛けをめくったり、スライドさせたりすることで、飛び出す絵本の世界を進んでいく。筆者はその操作感と演出に驚かされてしまった。



後半になるについて謎解きは難しくなっていくが、解けた時の達成感もひとしお。
謎を解かないと先に進めないのだが、後半に行くにつれて謎解きが難しくなってくる。特に最後の謎は傑作で、筆者が解き方に気づいた時は嬉しかったものだ。

また筆者が最後の謎が解けなくて右往左往している間、同じBGMを延々と聴き続けることになるのだが、筆者はこのBGMにすっかり聞き惚れてしまった。筆者は「Tengami」という単語を聞けば、真っ先にこの最後の謎とBGMを思い出してしまうようになった。
製作者がこの謎とBGMの相乗効果を狙って作ったのなら、もうすごいとしか言いようがない。
(余談だが筆者はLa-Mulanaの迷いの門で、同じ体験をしている)

Tengamiを出展したマッチロック株式会社は、エフェクトツール「BISHAMON」の会社。
(写真提供:マッチロック株式会社)
今回のBitSummitではTengamiを出展したのは2ブースあった。
1つはエフェクト作成ツール「BISHAMON」を手掛けるマッチロック株式会社。TengamiがBISHAMONを採用したため、その縁で展示してもらったとのこと。

※ エフェクトというのは、画像がもやもやしたりキラキラしたり爆発したりする特殊効果のことだ

同じくTengamiを出展した、ローカライズやパブリッシングを行うPlayism
(写真提供:Hata Koma氏)


もう1つはローカライズやパブリッシングを行うPlayism。先に紹介した片道勇者カラフルマインPapers, Please等、数多くのPCゲームを配信している会社だ。

※3/24 21:00追記
記事に重大な誤りがあったため謝罪します。
以前の記事でマッチロック株式会社様のブース写真と紹介していたのは、Playism様のブースでした。申し訳ございません。
また親切にもブース写真を提供していただいたマッチロック株式会社様に感謝いたします。

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