不気味社- 不気味社音楽応用解析研究所HP (ページ上部リンクより5アルバムをフルで視聴可能)
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不気味社は秘密結社である。
不気味社 (1展E01b) |
目的:音楽征服。筆者がM3で12番目に伺ったのは不気味社さん(1展E01b)。
世界共通言語たる音楽に様々な改造手術を施し、より優秀な楽曲の生成を企む。
主に爆発曲、破裂曲、粉砕曲、撃滅曲、沈没曲、絶倒曲、斬殺曲、恐慌曲、暴虐曲、拷問曲、極道曲、邪悪曲、衝突曲、貫徹曲、両断曲、無残曲、動乱曲、駆逐曲、壮大曲、轟然曲、戦慄曲、侵略曲、凄惨曲、麻薬曲、妖艶曲、陶酔曲、中毒曲、眩惑曲、地獄曲、激痛曲、苦悶曲、過酷曲、吃驚曲、叫喚曲、狂気曲、平伏曲、失心曲、崩壊曲、溶解曲、焦土曲、窒息曲、圧迫曲、墜落曲、奇怪曲、凶行曲、即死曲、末期曲、昇天曲、成仏曲、浄化曲、神秘曲、号砲曲、勝鬨曲、愉快曲、恍惚曲、荒廃曲、森羅曲、万象曲、服従曲、蹂躙曲、征伐曲、霹靂曲、雷鳴曲、台風曲、震源曲、覇業曲、王者曲、魔力曲、入魂曲、魅了曲、魁傑曲、革命曲、弾劾曲、強悍曲、踏絵曲、逆境曲、腐敗曲、後光曲、魏高曲、虚脱曲、駄目曲、電波曲、輪廻曲、涅槃曲、言霊曲、猛威曲、超越曲、剛健曲、苛烈曲、合掌曲、怒涛曲、鬼畜曲、闘争曲、永遠曲、鉄槌曲、脳髄曲、騒音曲、馬鹿曲、餓狼曲、食傷曲、頂上曲、非常曲、一喝曲などがあり、尖兵として日夜洗脳教育に勤しんでいる。(公式サイトより)
筆者は『I HATE D.T.M.』という不気味社が昔出したCDを気に入っており、今回のM3で名前を見つけたのでブースを伺った。そしたら社主(八尋健生さん)のセールストークが凄過ぎていくら待ってもお客が絶えないので、無理やり買いに行ったよ。
では今回買った3枚のCDについて紹介する。
- 豪快な伝説 / 伊福部昭先生と不気味社
- 国有林 三部作 / 作曲:伊福部昭 打ち込み:八尋健生
- 黒部谷ホルン / 作曲:伊福部昭 編曲:八尋健生 演奏:大貫ひろしとウィアードホルン合奏団
豪快な伝説の48頁小冊子。表紙はゴジラ伝説と同じ開田裕治氏 |
豪快な伝説 / 伊福部昭先生と不気味社
- 豪快なゴジラのテーマ伝説 ※公式サイトで視聴可能 要RealPlayer
- 豪快な巨大なる魔神伝説
- 豪快なゴジラ対決シリーズ伝説
- 豪快なキングギドラ出現!伝説
- 豪快な地球怪獣連合軍伝説
- 豪快な怪獣総進撃マーチ伝説
- 豪快なリーゼンドルフ博士の鳴りやまぬ鼓動伝説
- 豪快な天空の大科学戦伝説
- 豪快な神聖ムウ帝国亡国歌伝説
- 豪快な地球防衛軍伝説
- 豪快なゴジラ進撃す伝説
- 豪快なマハラモスラ伝説
- 豪快な平和の祈り伝説
- 豪快なボヤージ・トゥ・ドリーム・クェスト伝説
(+ボーナストラック15曲。全29曲)
とブース会場で説明された社主さん。いやいや凄いCDですよこれ。
このCDを簡単に説明すると、伊福部昭先生が作曲されたのが「ゴジラ」。それを井上誠先生がシンセサイザーで演奏したのが「ゴジラ伝説」。それを不気味社が男声合唱で表現したのが「豪快な伝説」である。というか筆者はJASRACの許諾を取っているCDをM3で初めて見た。CDの1曲目から
ゴジラ ゴジラ ゴジラとメカゴジラ ゴジラ ゴジラ ゴジラとメカゴジラとどこかで聞いた曲の男声合唱が流れる(パーカッションを含む全パートを声で表現)。笑わないのが無理。公式サイトで視聴できるのでどうぞ。
筆者のお気に入りは14曲目「豪快なボヤージ・トゥ・ドリーム・クェスト伝説」と、ボーナストラックの「ゴジラvsデストロイア」スーパーX3。それぞれニコニコ動画の3分0秒、20分55秒から聞けるのでこちらもどうぞ。
故伊福部昭先生の関係者からの寄稿を載せた小冊子も素晴らしかった。伊福部昭先生、井上誠先生と不気味社の邂逅を記した、いわば不気味社の社史である。
筆者は子供の頃にvsビオランテとvsデストロイアを見たきりで、伊福部昭先生のことを知らなかったのだが、それでもこの小冊子を読んでぐっとくるものがあった。
国有林 三部作 / 作曲:伊福部昭 打ち込み:八尋健生
フィルムが現存しない映画の音楽を、不気味社が楽譜から復元した作品。作曲は元林務官でもあった伊福部昭先生。筆者が「I HATE D.T.M」のようなオーケストラCDありませんかと聞いたら、社主さんが勧めてくれた。
国有林は1955年の映画らしい。フィルムが無いので、音楽を聴きながら内容を想像するしかない。
というかゴジラの曲入ってるけど、いったいどんな作品なの…。
黒部谷ホルン / 作曲:伊福部昭 編曲:八尋健生 演奏:大貫ひろしとウィアードホルン合奏団
筆者がオーケストラCDを求めたら、国有林と一緒に社主さんから勧められた作品。筆者は吹奏楽部に所属していたためか、管楽器が好きなんですよ。それでこのホルン合奏のCDも気に入りました。って良く聞いたら全部ゴジラだこれ!
不気味社の社主さんは25年(四半世紀)を越えて活動されており、M3やコミケの常連である。伊福部昭先生の作品の他に、冬木透先生(ウルトラマン等)の作品も凄く多い。ガルパン・アイマス・プリキュアなどの作品も手掛けている。今まで出したアルバムは100枚を越え、もう数えるのをやめたとのこと。
ちなみに今回ブースを出展されたのは不気味社の中でも音楽応用解析研究所という部署らしい。色んな部署があるのだ。さすが秘密結社。
ちなみに今回M3の不気味社ブースを訪問して一番印象に残った会話がこちら。
筆者「昔不気味社の『I HATE D.T.M.』というCDを買ってハマったんですよー」
社主さん「あーあれ相川さんのCDだー。あの人M3の代表やってますよー」
筆者「(ヤバい!)あはは。きっと今、ヘッドセットで色々指示出してるんでしょうねー」
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